マイナンバーカード制度が開始してから、ゆっくりですがさまざまな機関でマイナンバーカードが便利に活用できるようになってきました。
マイナンバーカードは写真付き証明書なので、「できるだけ可愛く盛りたい」「レタッチして綺麗に見せたい」などカードに載せる画像を綺麗にする方法を知りたい人は多いのではないでしょうか。
しかし、画像を綺麗にするためにやみくもに加工してしまうことで、思わぬトラブルに繋がる恐れがあります。
今回の記事では、マイナンバーカードの写真の加工はどこまで許されて、加工がバレるとどうなるかということまで解説していきます。
マイナンバーカードの写真を加工をバレることなくしたいと思っている方は、是非参考にしてください。
日本の身分証明写真の要件とは?
日本の本人確認として使用する身分証明書は、原則本人の顔写真が必要です。顔写真がある身分証明は1点で証明書になり、保険証など顔写真がないものは2点証明するものが必要です。
日本の現在の正式な身分証明書は、マイナンバーカード、運転免許証、パスポートがあります。それぞれの要件の詳細をチェックしていきましょう。
マイナンバーカード
マイナンバーカードの写真は、最近6ヶ月以内に撮影した写真が必要です。その他要件は以下の通りです。
- 正面向きのもの
- 無帽
- 無背景のもの
- 写真サイズ:縦4.5cm×横3.5cm
その他、影や手ブレ、赤目など人物が特定できないものや、写真に汚れや傷があるものはNGです。また、マイナンバーカード写真の表情は笑顔でも問題ありませんが、大きく開けすぎると申請し直しになる可能性があるので注意が必要です。
マイナンバーカード写真に載せる際は、口を開けずに口角のみを上げてほほ笑むか、前歯のみが見える程度の笑顔にするのがおすすめです。
運転免許証
運転免許証の写真は、申請前6か月以内に撮影したものが必要になるほか、以下の要件を守る必要があります。
- 正面向きのもの
- 無帽
- 無背景のもの
- 上三分身
- 写真サイズ:縦4.5cm×横3.5cm
その他、印刷が不明瞭だったり写真が白飛びしすぎていたりする写真などNGです。また、以前は笑顔で撮影するのは禁止でしたが、現在はマイナンバーカード写真と同様に笑顔での撮影がOKになっています!
こちらも大きく口を開けすぎず、マイナンバーカード写真のように微笑む程度の笑顔がおすすめです。さらに、背景色が都道府県によって決められているところもあるので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
パスポート
パスポートの写真は、6か月以内に撮影されたものが必要なほか、以下の要件に注意する必要があります。
- 正面向きのもの
- 無帽
- 無背景のもの
- 写真サイズ:縦4.5cm×横3.5cm
- フチなしの写真
- 前髪、横髪が目と眉毛を隠さないもの
- 顔の輪郭がはっきり写っているもの
- 鮮明で明るさやコントラストも適切
最近ではパスポートで本人確認をする際は顔認証システムを使用する国も増えています。そのため、パスポート写真はマイナンバーカード写真とは異なり笑顔の写真はNGになる可能性が高いです。
無表情か少し微笑む程度で撮影するのがおすすめです。本人の写真だと認識されないと、出入国でトラブルが生じて同行者などに迷惑をかける可能性があるので注意しましょう。
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マイナンバーカード写真など身分証明写真の加工がバレるとどうなる?
原則として、マイナンバーカードのような本人確認の身分証明書の写真にスマホのフィルター使用や編集ソフトを使って画像を綺麗にする加工を施すのは禁止されています。
マイナンバーカードの写真は本人であることを証明するために使用するものなので、実際の人物と写真の顔の違いが大きいと本人を証明するものになり得ません。
もし、マイナンバーカード写真の加工がバレると、再度マイナンバーの申請が必要になったり、顔認証システムなどの機械が通らなかったりとトラブルになる可能性があります。
マイナンバーカードは再申請となると、1週間から2週間の期間を要することになり非常に手間がかかるでしょう。
ただし、肌加工や髪型と整える加工など顔に大きな変化がなければマイナンバーカード写真の場合は許容されています。画像を綺麗にするアプリを使う際は規則の範囲内で加工するようにしましょう。
マイナンバーカード写真の画像を綺麗にするのが許される範囲
マイナンバーカードの写真は、ある程度までの加工は許容されていますがやりすぎるとバレるリスクがあります。
画像を綺麗にするだけでなく、目を大きくしたり小顔加工をしたりなど綺麗に写りたいのはやまやまですが、加工しすぎて本人確認の証明書にならなければ意味がありません。
ここからは、画像を綺麗にする加工の許容範囲がどこまでなのかについて解説していきます。
肌の補正
肌の補正をして画像を綺麗にする程度であれば、顔が実物と大きく変わるわけではないため問題がありません。たとえば、顔のくすみやクマ、ニキビ、肌荒れのカバーなどの肌補正はOKです。
極端なコントロールはせず、顔のトーンを整えたり、肌トラブルの補正の加工機能を使って、明るくより良い印象の写真にしましょう。
髪型の修正
髪型は実際に変化するものなので、髪型の修正をすることで画像を綺麗にするのも許容範囲です。
後ろ毛やアホ毛があることで、印象として清潔さに欠けたり貧相に見えることがあるため、補正をしてカバーしてみましょう。
こんな加工は注意!加工がバレるマイナンバーカード写真の特徴
マイナンバーカード用の写真は、肌補正や髪型の修正は可能ですがそれ以外の加工がバレることで、不測の事態が起きてしまいます。
画像を綺麗にする加工のうちどのような加工がバレやすいのか、加工がバレるマイナンバーカード写真の特徴を紹介します。
顔のパーツの形や大きさを加工・修正した
マイナンバーカードの写真で、顔のパーツの形そのものや、大きさなどを加工・修正して画像を綺麗にするとバレやすいです。
顔のパーツの形や大きさを変えてしまうのは、実物とかなり顔が変わるため、認証システムの機械では特定できずNGが出てしまう可能性が高いでしょう。バレやすい具体的なパーツ加工は以下の通りです。
- 目を大きくする
- 鼻を高くする
- 鼻を小さく細くする
- 口を大きくする
- 黒目を大きくする
- 黒目の色を変える
これらの加工は人物特定ができなくなる可能性が高いです。
小顔加工・修正をした
顔の輪郭を加工したり修正したりするとバレやすく、顔認証などで通らないことがあります。
顔自体を小さくしたり、頬を細くするような画像を綺麗にする方法は、骨格自体が変わってしまうため、バレる可能性が高いです。
顔認証の機械もですが、マイナンバーカードを人間の目でチェックする際にも骨格の変化は違和感を持たれるでしょう。
そのため、顔の輪郭や小顔にするなどの画像を綺麗にする加工や修正はNGです。
ノーマルカメラでマイナンバーカード写真を撮影すると盛れない
マイナンバーカード写真を撮影する際、スマホで撮影する人は多いでしょう。
スマホで証明書の写真が撮影できるのは手間が減って便利ですが、スマホで自撮り撮影すると「盛れない」という声も多いのが事実です💦
特にノーマルのカメラで普通に自撮りをすると、肌のトラブルが一目瞭然になったり顔が膨張して見えたりと思っている以上にギャップがあります。
プロのカメラマンや写真アプリを使って撮影すると、ノーマルカメラとは異なりキレイに仕上がり、しっかり盛れるほか、アプリなら画像を綺麗にするのも簡単です。
しかし、マイナンバーカードを作るためにわざわざプロのカメラマンに時間とお金を使うのも気が引けますよね。
写真アプリなら無料で気軽に撮影できるうえに、問題ない範囲で写真を盛ることも可能です。マイナンバーカードの写真を手軽にかわいく撮影したいなら、写真加工アプリを使用することをおすすめします。
加工がバレることなくマイナンバーカード写真の画像を綺麗にするならSnapIDがおすすめ!
マイナンバーカード用の写真を加工修正しすぎると認証されないため、ノーマルカメラで自撮りしても綺麗に撮れないと綺麗に撮影することを諦めてしまいますよね。
しかし、実は「証明書用写真」を撮影できる「SnapID」という写真アプリなら、証明書として認証できる範囲での加工、修正が可能です。
さらに加工したという痕跡も発見されることなく、盛れた写真が撮影できます。「SnapID」には様々な調整機能が搭載してあるので、機能の詳細を解説していきます。
撮影できる証明写真の種類が豊富
SnapIDは、撮影したい証明写真サイズを選択できます。マイナンバーカードはもちろん、パスポート、運転免許証、履歴書、学生証など日本で必要な証明写真は一通り撮影できるので非常に便利です。
受験や願書、資格試験用の他にも、いくつかの国の「外国ビザ」の写真も作成でき、国の選択も可能となっています。
証明書用の写真は、今まで街の「証明写真機」を探して撮影していた方が多いでしょう。
証明写真機での撮影は、写真機まで行く手間や撮影するための費用も必要でした。SnapIDなら、家にいながら費用もかけずに手軽に数ある証明書の写真を撮影できるのも大きなメリットです。
自然な加工でバレることなくマイナンバーカード写真の更新も簡単
SnapID写真アプリには、認証許容範囲の加工機能が搭載されています。自然な加工なのでマイナンバーカード写真でもバレる心配もありません。
まず最初に自撮りで撮影をしたり、気に入った写真をマイナンバーカード写真サイズに合わせて切り抜き自然な加工を加えたりするのも可能です。
撮影済みの写真も使えるため、マイナンバーカード写真の更新も簡単にできできるでしょう。
レタッチの種類も豊富
SnapIDのレタッチは非常に豊富で以下のような加工が可能です。
- 背景色の変更
- 左右反転
- 洋服の変更
- 前髪の変更
- 肌の加工
背景の色は20種類以上ありマイナンバーカード写真のように背景色に指定が無ければ自分が映える背景色を選ぶことが可能です。肌の色や、洋服の色に合わせて背景を変化させるのもおすすめですよ♡
また、撮影時に万が一何かが背景に写り込んでいても、自動で背景を切り取ってくれるためどんな場所で撮影しても問題ありません。
洋服の変更も可能で、フォーマル洋服を着用していなくてもスーツを着て撮影したように加工ができるため、スーツをわざわざ買いそろえなくても良い点もポイントです。
そして一番気になる肌加工ですが、色調や肌トラブルのカバーなどが可能で自然な範囲でキレイな肌に見せられます。
特にマイナンバーカードの写真更新は期間が設けられているので、急ぎで写真が必要なときもすぐに用意できます。マイナンバーカードの写真更新が簡単にできる点もおすすめポイントです。
SnapIDで加工がバレることなくマイナンバーカード写真を撮影する方法
SnapIDのアプリで写真を撮影し、加工する手順を解説します。
- スナップIDアプリを開いたら「始めましょう」をタップ
- 証明写真のページで「マイナンバーカード」をタップ
- 撮影のヒントをチェックし「確定」をタップ
- 写真を撮影する。もしくは撮影済みの写真を選ぶ
ここからは、選んだ写真に直接加工していきます。
- 位置調整を行う
- 「背景」「肌補正」「服装」で加工する
- 保存する
背景も、肌補正も、服装もバーの移動や選択だけのため、非常に手軽に加工ができます。
SnapIDでマイナンバーカード写真を加工するメリット
マイナンバーカード用写真をSnapIDで撮影するメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- さまざまな証明写真の要件を満たしながらもきちんと盛れる
- マイナンバーカード写真の加工が簡単
- 背景に物が映り込んでも自動で消してくれる
それぞれのメリットの詳細を解説していきます。
さまざまな証明写真の要件を満たしながらもきちんと盛れる
証明写真は、それぞれで写真の大きさや背景の色など規定があり、必要な要件が違います。しかし、SnapIDはそれぞれの証明書に合わせた要件を満たし撮影できるのが最大のメリットです。
保険証、運転免許証、履歴書、マイナンバーカードの写真それぞれが要件にあったものになっているため、何の証明書の写真が必要か選択するだけで済みます。
国によって違うパスポートの写真要件まで対応しているため、非常に手軽で効率的でしょう。
マイナンバーカード写真の加工が簡単
SnapIDは、アプリの操作自体が全体的にシンプルで、初心者やスマホが苦手な老齢の方などでも簡単に撮影、修正、加工が可能です。
顔のシミやくすみ、肌荒れを補正する加工や背景の加工はもちろん、撮影自体もうまく撮れるようアシスト機能が搭載されています。
自宅で場所も服装も気にせず撮影し、そのあと簡単な操作で加工をサッとしたらあっという間に盛れた証明写真ができあがります。
また、盛れた証明写真をその場で保存して即コンビニでプリントアウトするのも可能です。盛れた写真を保存しておけば次にまた使えるため、マイナンバーカードなど写真更新が必要な証明書にもおすすめです。
背景に物が映り込んでも自動で消してくれる
自宅で撮影した際に、一人暮らしの狭いアパートなどはどうしても家具や家電が写真に写り込んでしまうことがあります。
SnapIDアプリの加工では、背景に写り込んだ物を自動で消してくれる機能が搭載されています。自宅のどの場所で撮影しても、背景を気にせず写真が撮れるのは嬉しいポイントです。
写真加工アプリでマイナンバーカード写真の加工を行うリスク
写真加工アプリは、場所を選ばず費用もかけずいつでも手軽に盛った証明写真が撮れる優れたアプリです。
多彩な機能が搭載されており、誰でも簡単に加工、修正ができ納得がいく写真が撮影できるため、マイナンバーカードのように写真更新が必要な証明書の撮影にもおすすめです。
しかし一方で、アプリでマイナンバーカード写真の加工を行うことにはバレるリスクも伴うことを念頭においておく必要があります。SnapIDの加工修正は許容範囲内のものではありますが、撮影した顔と全く同じとは言えません。
少しでも加工をしているのであれば、顔認証の機械で認証されない、窓口で本人として認めてもらえないという可能性はゼロではありません。
認証されないと、通常の手続きがスムーズにいかなくなったり、再度マイナンバーカードの申請が必要など余計な手間がかかるリスクは頭に入れておきましょう。
このリスクに関しては、SnapIDアプリだけでなく写真加工アプリすべてにおいていえることなので注意しておいてください。
SnapIDでバレることなくマイナンバーカード写真を加工しよう!
マイナンバーカードは更新が5年ごとにあります。マイナンバーカードの更新の際は写真更新もする必要があるので、その都度少しでも盛れた写真を使いたいですよね。
しかし、マイナンバーカードはあくまでも本人を証明するものなので、実物と写真に大きな開きがあってはいけません。
SnapIDアプリを使えば、マイナンバーカードに使える写真として、肌の補正や背景の調整などの加工が可能です。
証明写真としての許容範囲内で加工修正をして、少しでも気に入る写真をマイナンバーカードに使いましょう。
- マイナンバーカード写真は加工したらバレる?画像を綺麗にするのはどこまで許されるのか解説! - 6月 21, 2024